ねむり姫になって、キレイをつくる。

きれいな人に、その秘訣は?と聞くと、たいていこんな答え。
「ぐっすり眠ることかな?」
確かに、肌の新陳代謝がいちばん高まるといわれているのは睡眠中。専門家の話によると、睡眠中に大量に分泌される成長ホルモンが、疲労回復や細胞の修復、免疫物質の分泌を高めるなどの働きをするからだとか。では、ずっと眠り続けていたらいいじゃないの、と思いたいところですが、実は長時間眠ればいいというものでもなく、睡眠は「深く」効率的に眠ることが大切なようです。
ご存じのように深い眠りは“ノンレム睡眠”。うとうとする程度の眠りは“レム睡眠”。この2つが1セットになっていて、ほぼ1.5時間で訪れるのだそう。このセットを目覚めるまでにいくつ繰り返すかが問題ですが、成長ホルモンは夜の10時から2時までに分泌されるといわれるので、このセットでいくと最初の2セット目までがいちばん効果があって、朝まででいえば、5セット7.5時間くらいの睡眠がぴったりということになります。
さらに、私たちは祖先の時代から、朝陽が昇れば起きて、沈んだら眠る。こうした体内リズムのもとに体調を整えてきました。そのDNAでいくと、心身は早寝早起きした方が調子がよく、健康でいられるということになります。カンカンとお日さまが照っている時間までグーグー寝ていたって、美容には全く関係ないし、かえって疲れがたまってしまいそうですね。
でも早寝しようにも、「最近は寝つきが悪くって…」という声もよく耳にします。では、眠りの演出にこだわってみましょう。ひとつは、ベッドに入ってからの行動を決めておくこと。本を読む、好きな音楽を聞くなど、毎日同じパターンを繰り返すことで、脳が条件反射で自然に眠りにつこうとします。この場合、10分くらいで眠りにつけたらベストだとか。香りも意外に効果があります。誘眠作用のあるバラの香りが付いた小物などを枕元へ置いたり、それでもだめならベッドへ入る前にぬるめのお湯にゆっくり入る、またストレッチも効果的なようです。
いずれにしても、日中はしっかり体を動かし、心地よい疲労感のうちに眠りにつくこと。ヒマすぎて眠れないという生活は、キレイのためにはちょっとおすすめできませんね。はつらつと、いい睡眠をとりましょう。




